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最近日本でも浸透してきている、アメリカ発祥のサプライズイベント、「ジェンダーリビール」。
ジェンダーリビールとは、生まれてくる赤ちゃんの性別を、ご家族や友人にお披露目するイベントのことです。
「Gender(性別)」を「Reveal(明らかにする)」という意味があり、海外では性別発表に欠かせない定番イベントだそう。
ジェンダーリビールについて詳しく説明する前に、少しだけ赤ちゃんの性別について、お話いたします。
実は、赤ちゃんの性別が決まるのは、精子と卵子が受精した時です。
受精した段階で、男の子になるか、女の子になるかは決まっているのです。
妊娠中に行う性別の判定方法である超音波検査では、大抵15~18週ごろに性別が確認できます。
超音波検査(エコー検査)では、赤ちゃんの発育状況や外性器の形を見て判断しますが、赤ちゃんの体勢や胎盤の位置によって、性別の判定に時間がかかることもあります。
皆さんは、妊娠したら生まれるまでに知りたいですか?それとも、生まれるまでは知らずに楽しみにとっておきたいですか?
実は、全ての病院で性別が判定した際にすぐ教えてくれるわけではなく、病院によっては事前に性別告知をしないところもあるとか。
性別告知をしない病院がある理由としては、いくつかの背景や倫理的・社会的・文化的などの要因があるようです。
いくつかの国や地域では、「女の子は望んでなかった」や「男の子ではなくて女の子が欲しかった」など、性別選好による中絶が社会問題になっています。
そのような理由から一部の病院や医療機関は、性別に関する情報を意図的に告知しないことで、性別選択による中絶を防いでいます。
性別告知は、社会的なジャンダーステレオタイプを強化する可能性があるという考えもあります。
赤ちゃんが生まれる前から、性別による期待や役割が決まることが、子どもの自由な成長を妨げるのではという見方も広がっているようです。
超音波検査などで性別を判断する場合、機器の性能は上がってきているとはいえ、人の目で見て判断することなので誤診の可能性は0ではありません。
告知した性別と、実際に生まれてきた赤ちゃんの性別が違っていた場合、親がショックを受けたり、家庭内で問題が生じることも考えらます。
病院の方針にもよりますが、事前に「性別がわかったらすぐ知りたい」「生まれるまで知りたくないので言わないでほしい」と伝えておいたほうが良いかもしれませんね。
ジェンダーリビールは、冒頭でもご説明した通り、赤ちゃんの性別をお披露目するイベントですので、性別が分かったら行います。
ジェンダーリビールのやり方に特に決まりはありませんが、風船やケーキを使って発表するのが一般的です。
風船を使うなら、「◯色なら男の子」「△色なら女の子」と風船の色で発表したり、ケーキを使うなら、ケーキを割って中から「◯◯が出てきたら男の子」「△△が出てきたら女の子」とフルーツやお菓子などで発表したり。
発表のやり方はたくさんあるようです。
海外ではさらに規模の大きな発表の仕方もありそうですが、ママの負担にならない程度で準備をすることが大切です。
一生に一度の思い出となる発表ですが、ジェンダーリビールに関して一部批判もあります。
「食べ物で遊んでいるように見える」
「LGBTQという性別の多様性がある中で、女の子か、男の子かと決めるのはどうなの?」
「わざわざサプライズで言わなくても、、、」
.....などなど。
色々な考えの人がいますので、「批判もあるからやらないほうがいい」というわけではありません。
ただ、実施するにあたり、不適切なことはないか、自分だけの希望で進んでいないかなど、事前に確認しておくべきことはありそうですね。
記念にもなるし、せっかくだからジェンダーリビールやりたいと考えているかたは、無理のない範囲で楽しんでみてください